期間限定で休止以来21年ぶりに一般公開されている博物館動物園駅地下駅舎を訪問してきましたので写真を幾つか掲載させて頂きます。



公開された駅舎内を訪問

 当サイトでは記事「京成線 博物館動物園駅」で紹介した京成線の廃駅、博物館動物園駅ですが、今年の4月に鉄道施設として初めて「東京都選定的指摘建造物」に選定され、その歴史価値が改めて示されたのをきっかけに、駅舎の補修や清掃がなされ、東京藝術大学(芸大)と京成との連携により新たな方向性の文化資産として再活用されることになりました。そして11月より、限定的ではありますが休止以来初の一般公開が始まりました。非常に喜ばしい事です。

公開期間:2018/11/23~2019/2/24までの金~日
公開時間:11時~16時【最終入場15時30分・10時より開場前で整理券配布、23日
24日は整理券所持者のみ券面指定の時間帯に入場可能】
入場料:無料
事前予約:無【但し、別途「鑑賞ツアー」に参加する場合は要予約】
※この情報は2018年11月25日現在のものです。随時詳細は変更される場合があります。訪問される際には必ず京成電鉄の当企画公式ページ、及び主催の「UENOYES(ウエノイエス)」公式イベントページを参照してください。
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新しい仕事を得た?博物館動物園駅にやってきました。
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扉が新たに芸大の手によりデザインされ、綺麗に生まれ変わっています。
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中に入ってすぐの様子。駅の歴史については以前触れているので以降は、写真をひたすら貼っていきます。
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アナホリウサギ。
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地下1階へ向かいます。
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美しい鎧戸
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現役時代最後の落書き。
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開業当時の券売場跡。晩年から使用は停止され、切符は地下2階(ホーム階)の改札窓口で販売されていました。
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落書きを残す保全のやり方に、京成らしからぬ粋な計らいを感じます。
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※使えません
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ホームに描かれている象やペンギンは車内からもよく目を凝らすと見ることができます。
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ホーム階は、現役線に面する事情もあり入ることはできません。
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木製の改札が素晴らしい…
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京成側としては、今後も地域振興と歴史伝承のために有効活用していく考えであるようですので、今回の展示が終了した後も何らかの形で公開されると思われますし、1ファンとして是非お願いしたいところです。


探索終了。


本記事(連載の場合全編)での参考文献など(敬称略):
・今尾恵介監修「日本鉄道旅行地図帳」(新潮社)
写真:特筆事項が無いものは本記事中(連載の場合全編)全て筆者/同行者による撮影
執筆:三島 慶幸