河原から段丘を越えて…

川は流れる

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前回、新田宿側の軌道の探索を終えたので、ここからは四ツ谷側の探索に移ります。
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両線の分岐点まで戻ってきました。
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このまま直進すると四ツ谷の河岸にぶつかります。
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歩いてきた新田宿方面の旧堤防を眺めます。こうして見るとちょっと軌道の築堤跡のようにも見えます。
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畑地になっている河原の様子です。この道路が往年の四ツ谷河岸方面の軌道跡だったと思われます。
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写真左手に軌道跡は折れていきます。といってもこの河原のあたりでは採掘状況に応じて雑多に敷いたり剥がしたりしていたので、何とも言えません。
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相模川はもうすぐそこ。
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想定される軌道跡の方向を眺めます。ちょうど道路のラインがそれに合わせて斜めになっているのはたまたまでしょうか。
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河原が見える場所までやって来ました。砂利が広がる、中下流域の穏やかな川の表情です。
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軌道跡に関わりそうな痕跡を求めて河原をうろつきます。
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荒れ地と砂利道が続きますが、それ以上に変わったものの発見には至りませんでした。ぼーっと景色を眺めるとすぐ先の海老名の街が見えました。
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ヌコ様とにらめっこしたところで河原を後にします。
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再び古レールを愛で、入谷駅まで戻ります。

座間へ

 新田宿・四ツ谷の両軌道の探索を終え、次は新座間四ツ谷軌道の入谷貨物駅(入谷駅)開業以前、新座間までのルートを探索していきます。
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元来た道を進み、相模線の線路まで戻って来ました。最初は入谷貨物駅からの軌道跡である写真中の砂利道から出て来ましたが、今度はこれを通り越して座間方面へ進みます。
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相模線の四ツ谷踏切を渡った先の景色です。何の気ない郊外の風景のように見えますが…
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畑地の真ん中に不自然な土盛りがあります。
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あぜ道にしては太すぎるぞ…!
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現場に立つとこのような感じ。四ツ谷河岸側を見ると、軌道跡の転用道路がこのあぜ道と同じライン上に延びています。
…そうこの未舗装道は新座間四ツ谷軌道の路盤跡。なんとここには80年以上前に数年間だけ使われた産業用軌道の廃線跡がそのまま残っているのです。
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路盤は真っすぐ進んでいき、県立座間高校のグラウンドへと消えて行きました。現役当時高校は当然無く、グラウンドの場所は少し低まった沼地だったようで、軌道はそこを盛り土で越えていたようです。
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地図上で見るとこの路盤跡だけが、周辺の道と比べて不自然な角度であることが分かります。
(ちなみに直交している軌道と相模線ですが、軌道線側が相模線をアンダーパスすることで平面交差を回避していたようです。もっともその痕跡はまったく見い出せませんが…)
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高校の裏手は川沿いの低地ではなく座間の台地となり、高低差があります。ここを軌道はどう進んでいったのでしょうか。


【その4】に続く(執筆中)