京成の一支線の旧駅跡のミニ探索です。

京成幕張駅(旧駅)

 京成千葉線の幕張駅。現在は1面2線の島式ホームで有効長6両ですが、かつては、現在地よりも千葉方に相対式ホームを有しており、JR幕張駅から海側に伸びる現・幕張二号踏切の脇にありました。当時は、現在の幕張一号踏切に挟まれる格好でホーム有効長が短く、4両編成の電車は津田沼寄りの車両がホームからはみ出していたとそうです。そして昭和40年代後半から50年代にかけて、千葉線に6両編成を入線させる為に現在地に移転を行いました。今回はそんな旧駅の痕跡がもしかしたら無いか、ミニ探索感覚で行ってみました。

探索

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 スタート地点の京成幕張駅。去年駅名板が更新されました。
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 ホームの千葉寄りから旧駅跡を眺めます。丁度電車が居るところが旧ホームのあったところになります。
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 駅の裏手のガラクタの中に「お手洗」の看板を発見。現在駅で使われていた記憶は無く、また左下に矢印を引く場所は無いので、ひょっとすると旧駅時代に使われた物なのかもしれません。完全に推論ですが、当たっていればかなりの発見かと。
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 幕張一号踏切は歩いてほんの数分、目と鼻の先直ぐの場所です。
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 踏切から幕張二号踏切を眺めます。この区間に旧駅は存在しました。
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 下りホームの跡地を眺めます。建物が建っており、ホームの雰囲気はほとんど残っていませんでした。
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 京成幕張駅に進入する上り列車が徐行運転で通過していきます。
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 踏切から踏切までを通過した列車の長さと比べてみました。情報通り確かに4両弱ほどの長さでした。
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 上りホーム跡地の方は下りとは変わって路地に転用されているため、容易に探索できます。(ホームの雰囲気が残っているとは言ってない)
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 線路越しに下りホームの方をじっくり凝らして見ると、意味深な石の台座が残っている場所が確認できました。本当にそのままのホームの跡だったらとてもロマンがありますね。
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 反対側、千葉寄りの幕張二号踏切です。もうこれで探索は終了となります。
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 丁度この位置が駅舎で、このアングルが駅入り口をを正面から見た感じだったようです。
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(2017/3/12 追記)
 駅上り線ホームの跡地の駐車場に「京成」と書かれた用地区分を発見。ここがホームだった痕跡の一つになるかもしれません。

探索終了。


写真:特筆事項が無いものは全て筆者/同行者による撮影
執筆:三島 慶幸