後編では一気に京葉線との合流疑定地まで進み、各所に見えている痕跡を調査していきます。

京葉線との合流地点へ

 (前回)から引き続き、航空写真から見出した線形を頼りに千葉みなと駅方面へ進んでいきます。
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前回の交差点について、上記のような赤線を引いて記事を終えていたのですが、寄せて頂いたコメントによるとこのフェンスの窪みの所はかつてコンクリート塀で、写真右側に出入口があったそうです。ちなみにこの窪み自体は道路をかさ上げするにあたり、出入口を移動した痕跡だそうです。
確かに線形は窪みの左側の(ちょうど赤線が引いてある部分)でも良さそうです。
よって前回のこれは私が周辺の建物まで詳しく調べていないが故の抜け落ちと「早とちり」でした…。
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法務局の角を曲がって北東へ真っすぐ進んで行きます。
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ここではこれと言った決定的な痕跡はありませんでしたが、道路横にある港湾局の建物が妙に一直線に並んでいるようにも感じました。
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千葉港船員サービスセンター。
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丁度前の駐車場の横幅が「それっぽい様」に感じられます。ちなみにこの駐車場も「妙に一直線に並んでいる」建物の並びになります。
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枕木が!…と言ってもさすがにこれは関係ないでしょう。
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消防署の前を通過します。仮に埠頭線があるならばこの消防署の前あたりから写真左方向へとカーブして千葉みなと駅へ向かうはずです。
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ここから先のカーブは現在の航空写真でもはっきりと確認できます。むしろここが今回の探索の動機になった光景の一つでもあります。
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線形の続く方向を眺めます。ここからだといまいち何処を通っているのかは分かりませんが…
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近付いてみると正面の茶色い三角屋根の建物だけが斜めに配置されていることに気付けます。
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横から見ると本当にこの建物がカーブをなぞる様に斜めなのが分かります。
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航空写真でははっきりと線形が見えるためトレスして進みたかったところですが、これらは全て私有地の中の施設であるので反対まで道路を回るしかありませんでした。
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先ほどの写真の水タンクやここの土地はきちんと線形に沿った角度を保っていたため、容易に確認することが出来ます。
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そして線路(線形)は京葉線へと合流していきます。この写真は振り返って撮影したもので、写真奥方向が千葉みなと駅になります。
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そしてここの高架下の管理者は京葉臨海鉄道。かつては千葉みなと周辺の貨物線も複数所有していた経歴のある同社ですが、この「埠頭線」もやはり京葉臨海鉄道が手掛けようとしたものなのだろうか。といった想像妄想が頭の中を駆け巡ります。
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仮に「埠頭線」を開業させる場合、ここでどのように京葉線と合流させるのかについては完全に妄想の域を出る事はありませんが、こうして眺めていると、京葉線の上下線の間に微妙な空間がある事が非常に気になってきます。
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ちなみに京葉臨海鉄道は、ここの高架下の駐車場事業を取り扱っているそうです。
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付近の駐車場の大半が京葉臨海鉄道の土地でした。京葉線の開業時に新規副業として高架下事業をやっている可能性が高そうですが、「埠頭線」用地として取得していた場所を転用している場所である可能性も十分にあると思います。
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その後は千葉みなと駅に向かって高架下を進みましたが、やはり上下線の空間が気になりました。
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随分と年季を感じさせる代物。
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千葉みなとの駅とモノレールが見えたところで探索は終了です。

机上調査・再訪編へ
(2018/2/16 追記:後日の調査にて、その未成線の存在を証明するような超重要な情報を入手したため、再訪編を執筆しました。)