「塩郷の吊り橋」と言えばご存知の方も多いであろう、大井川で最も有名な吊り橋を渡ってきました。

大井川流域最長の吊り橋

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大井川の美しさに釣られて(?)塩郷駅で下車。本当に綺麗な川です。
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国鉄風の駅名板が可愛らしいです。
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と、目の前に大きな吊り橋が見えます。
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大井川で一番長い、久野脇橋(塩郷の吊り橋)です。
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久野脇橋(恋金橋・塩郷の吊り橋)
施工年:1932(昭和7)年11月※現在の橋、何代目かは不明
桁の属性:人道橋
桁の形式:木製吊り橋
長さ220.4m、高さ10.4m、
所属・管轄:川根本町
使用終了年:現役
経年:85年
特筆事項:大井川流域で最長。
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序盤では民家や県道77号線、大井川本線の上を渡っていきます。鉄道線の上を吊り橋がオーバーパスするというのは中々珍しいのではないでしょうか。
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細いそろばん板(横板)と床板。歩くスペースは幅0.5mといったところでしょうか。
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橋の上では心地良い風が吹いています。池の谷の吊り橋とはまた違った開放感を感じました。
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およそ半分まで行った地点。220mもあるのでじっくり吊り橋を楽しめます。
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…と言っても10分もかからずに渡橋終了しました。
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この吊り橋の銘板。正式名称が「久野脇橋」、付けられた愛称が「恋金橋」、一般的な愛称が「塩郷の吊り橋」…とごっちゃごちゃになっています。
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吊り橋の命であるアンカーレイジ。しっかりと主索が固定されています。
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板にカメラを置いて1枚。光が強すぎて白飛びしてしまったのが残念…
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さて、塩郷駅に戻らなくてはならないので再び渡橋します。
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砂利の部分だと橋の高さを写真でも実感できます。公式では高さ10mと紹介されていますが、大井川の水面からは13mほどありそうです。
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?????
なんか変なのが見えたぞ…
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トーマスだ!
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後押ししている機関車がとても格好良いです。
デッキ付きのこの機関車は1956年日立製作所製の機関車で、「いぶき501」の愛称で親しまれています。大井川鉄道には西武の中古機関車の導入がされているため、あまり先は長くないかもしれません。
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山峡に汽笛がこだまして行きました。目を閉じれば昭和、目を開ければトーマス…

そして今回は珍しく動画を撮影したので、特徴的な鉄道線と県道、住宅の上を通過する区間の渡橋動画を貼ってみました。少しでも渡橋気分が味わえれば嬉しいです。
(揺れるため手ブレが酷いです…)


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アクセスも手軽で、SLも見られて、とても楽しい吊り橋でした。


探索終了。


写真:特筆事項が無いものは本記事中(連載の場合全編)全て筆者/同行者による撮影
執筆:三島 慶幸