田代川の支谷に入り組んだ軌道跡の探索を終え、田代川本流の路盤を改めて探索します。

小坪井林用軌道(第一次)[0 1 2 3 4 5 6 7 補足 番外]
小坪井林用軌道(第二次)[0 1 2 3 4 5 番外]
小坪井林用軌道(第三次)[0 1 2 3 4 番外]
小坪井林用軌道(第四次)[0 1 2 3 4 5 補足 番外 ]
小坪井林用軌道(第五次)[0 1 2 3 番外]
小坪井林用軌道(第六次)[0 1 2 番外]
「その3」はこちらのブログの記事です。

路盤跡の「再履修」

 前回、今回の探索の主目的であった「田代支線」の探索を行いました。ここからは日が暮れぬうちに帰還すればよいのですが、そこまで切羽詰まった時間でもないので、行きに探索した田代川沿いの路盤の再調査を行いながら帰る事にします。
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恐らくメスのキョンの頭蓋骨でしょう。実物の見た目は結構可愛いのですが、害獣的には中々の厄介者で、もはや房総にはどこにでもいると言っても良いでしょう。
(こんなのでも思わずビビッてしまう…)
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どこに孔があるでしょうか()
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支谷を後に立ち返り、路盤を見上げながら下流方向へ戻っていきます。 (14:14)
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行きには陶器片を見つけていましたが、帰りには木炭を発見。実際どうなのかは確定できませんが、軌道の当時モノであったらロマンだなぁなどと思いました。
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一度通った路盤は歩かずにひたすら川を下り、ものの8分で田代(田代第三)隧道に到着。(14:22)
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さてここから先が本番。その1で見つけた橋脚孔のある場所へ再びやって来ました。
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直径30センチ程度のかなり大きな孔が穿たれています。
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この孔通りに路盤を推測すると、この赤線のライン(黒線は当初の推定ライン)が路盤であることになります。
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という事でよじ登ってみると…
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うん、崩れているけどこれは路盤跡ですねぇ…
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という訳で、やはり路盤は最初に推定して歩いた道よりも一段上でした。最初に歩いていた道は河岸段丘とも捉えられますが、カーブ部分に不自然な通り道がある場所などから考えると、軌道廃止後の作業用通路のような物であったのかもしれません。(実際、こちらの軌道廃止は恐らく小坪井沢のそれよりも先でしょうし…)
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他の場所でもよくよく見れば一段上に路盤があります。(何故気付かなかった…!)
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行きに撮影した画像も交えながら「真の路盤」を紹介してみます。
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それぞれの二枚にしっかりと写り込んでいるのが分かるでしょうか。(それぞれ右上、左上)
DSCN3255
14:38 行きに見かけた滝付近に到着。
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行きには「上下二段に分かれており、どちらが路盤なのかいささか迷」った末に下段を歩いたので、ここでも答え合わせのために上段を目指して少しよじ登ります。
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登った先。これはやはり…
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ろ、ろろ…
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路盤です!!
ここでも路盤跡とみて良いスペースの存在を確認出来たので、前後の状況証拠から以って、上段が路盤跡という事がほぼほぼ確定しました。
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滝を過ぎれば、探索の残りは僅か。もう間もなく林道が見えてきました。(15:00)
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靴を履き替えたり、人里に立っても申し訳が立つように身体の汚れを落とすなどを済ませ、最後に路盤に別れを告げたところで…
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林道へ脱出!(15:15)
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路盤跡を散々探索して帰って来てから改めて歩いてみると、舗装されているこの林道にも軌道らしさがキチンと残っていることに気付かされます。
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15:35 君津ふるさと物産館に到着。あとはゆっくりコーヒーを一服しながらバスを待つだけ。
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快適なカピーナ号に揺られることしばらく。とっくに真っ暗な千葉市内に帰還しました。

第四次探索へ続く
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